当社は1994年（平成6年）に起業、1年後に法人化したのち約30年を経過し現在に至っております。
創業当初は、土木分野とりわけ斜面対策を中心とする設計業務を行っておりましたが、その後斜面防災に関する技術開発に注力して参りました。この結果がプレストネット工法を生み出すことになった次第です。日本全国のみならず台湾を中心とする海外での施工実績を積み重ねて参りました。これも皆様のご支援の賜りであると感謝しております。
これからの我々に求められている課題は以下のように考えております。

１．確たる技術に基づく社会ニーズへの対応

1. １）多様な部材を用い、さらなるコストダウンの実現
2. ２）他工法（技術）との併用による付加価値のアップ
3. ３）落石、豪雪対策及び防錆技術の開発

２．可視化可能な技術導入と維持管理

1. １）ボルト軸力計を用いた自動張力観測による管理
2. ２）ＧＮＳＳを利用した施工地域の地盤変位観測による管理
3. ３）ＯＷＬ（３Ｄ測量）を利用した対策工の精度管理

３．カーボンニュートラルを中心とした環境への配慮

1. １）新工法採用によるCO2削減の数値化
2. ２）各種公園や風致・景観地区での環境色採用（全部材着色可能）
3. ３）全面的な緑化が可能な応用技術の開発

これからの課題については、今後多くの人たちとの協力によって達成が可能と考えています。また、さらなる技術進化を目指してまいります。是非ご期待ください。

三月田明敏氏

松岡義幸氏（技術士　建設部門）

科野健三氏（技術士　応用理学） 2021年からお世話になっています。斜面問題は人類永遠のテーマであり、環境配慮型斜面抑止工のプレストネット工法のニーズはこれからも増え続けると思います。微力ながら施工後の斜面の挙動監視等、工法の品質向上のためのサポートをさせて頂きます。

岩井卓氏

本川修一氏　関東事務所所長

岡田兵吾氏（相談役）